Local by Flywheel | Local WordPress development made simple
WordPressのローカル環境を手軽に構築できるLocal by Flywheelというツールの噂を聞き、試してみました。
Local by Flywheelを導入する
ダウンロード
まず、サイト右上にある「DOWNLOAD」をクリックします。
![Local by Flywheel 「DOWNLOAD」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0021.png)
「DOWNLOAD」をクリックすると、名前やメールアドレスを入力するフォームが表示されます。Local by Flywheelは現在、MacとWindows(Beta)に対応しています。情報を入力した後、「GET IT NOW!」をクリックするとファイルがダウンロードされます。私はWindows(Beta)を選択しました。
![Local by Flywheel 「GET IT NOW!」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0002-580x1024.png)
インストール
ファイルを解凍し、アイコンをダブルクリックします。
![Local by Flywheel アイコンをダブルクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0003.png)
アイコンをダブルクリックすると、セットアップが始まります。
![Local by Flywheel セットアップが始まる](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0004.png)
準備が終わると、インストール画面が表示されます。Local by Flywheelの起動にはVirtualBoxが必要で、既にインストールされている場合はチェックが入っている状態から始まります。未確認ですが、VirtualBoxが入っていない場合でも、このインストール画面で一緒にインストールできるとの情報がありました。インストールを開始するには「Let’s Go!」をクリックします。
![Local by Flywheel 「Let's Go!」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0005.png)
インストールが開始されます。
![Local by Flywheel インストールが開始される](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0006.png)
インストールが終了するとサイト情報の設定に移行するので、「Add Site」をクリックします。
![Local by Flywheel 「Add Site」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0007.png)
サイトのセットアップ画面で「Site Name」を入力すると、「Site Domain」、「Site Path」が自動で入力されるので、そのままでよければ「Next」をクリックします。
![Local by Flywheel 「Site Name」を入力して「Next」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0008.png)
「Next」をクリックすると、WordPressを構築する際の環境が設定できるので、PHPのバージョン(5系、7系)、Webサーバー(nginxとApache)、MySQLを選択し、「Next」をクリックします。
![Local by Flywheel PHPのバージョン、Webサーバー、MySQLを選択して「Next」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0009.png)
次にWordPressのマルチサイトの有無を決め、管理画面のユーザー名とパスワードを入力し、再度「Next」をクリックします。
![Local by Flywheel マルチサイトの有無を決め、管理画面のユーザー名とパスワードを入力し、再度「Next」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0010.png)
Local by FlywheelにWordPressサイトが追加されます。
![Local by Flywheel WordPressサイトが追加される](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0011.png)
WordPressの表示を確認する
管理画面とフロントを表示する
「Sites」から該当するサイトの「Admin」をクリックすると管理画面が、「View Site」でフロントが表示されます。
![Local by Flywheel 「Admin」をクリックすると管理画面、「View Site」でフロントが表示](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0012.png)
「Admin」で管理画面が表示されます。
![Local by Flywheel 「Admin」をクリックすると管理画面が表示](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0013.png)
「View Site」でフロントが表示されます。
![Local by Flywheel 「View Site」をクリックするとフロントが表示](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0014-916x1024.png)
日本語化
デフォルトだとWordPressの表示言語は英語になっているので日本語にします。管理画面の「Settings」から「Site Language」を「日本語」にして、「Save Changes」をクリックします。
![Local by Flywheel 「Site Language」を「日本語」にして、「Save Changes」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0017.png)
「Site Language」を「日本語」にすると、管理画面の内容が日本語になります。
![Local by Flywheel 管理画面の内容が日本語になる](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0020.png)
フロントも日本語になります。
![Local by Flywheel フロントも日本語になる](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0019.png)
忘れずに「WP Mulitibyte Patch」プラグインもインストールしておきましょう。
![Local by Flywheel 「WP Mulitibyte Patch」プラグインをインストール](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel0018.png)
WordPressのファイルやデータベースなど
WordPressファイルの場所
実際のWordPressファイルは特に変更していない場合、「C:/Users/ユーザー名/Local Sites/サイト名/app/public」といった場所にあるはずです。
![Local by Flywheel WordPressファイルの場所](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0006.png)
データベース
データベースは「Database」の「Adminer」をクリックすると表示することができます。
![Local by Flywheel 「Database」の「Adminer」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0001.png)
「Adminer」をクリックすると、データベースが表示されます。
![Local by Flywheel 「Adminer」をクリックすると、データベースが表示される](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0002.png)
データベ-スのインポートやエクスポートをすることができます。
![Local by Flywheel 「Import」または「Export」を選択](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0003.png)
「Import」を選択するとインポート画面が表示します。
![Local by Flywheel インポート画面が表示](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0004.png)
「Export」を選択するとエクスポート画面が表示します。
![Local by Flywheel エクスポート画面が表示](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0005.png)
MailCatcher
MailCatcher機能もあります。
![Local by Flywheel 「Utilities」の「Open MailCatcher」をクリック](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0007.png)
「Open MailCatcher」をクリックするとMailCatcher画面が表示します。
![Local by Flywheel MailCatcher画面が表示](https://www.pc-weblog.com/wp-content/uploads/2017/03/Local-by-Flywheel-etc0008-1024x542.png)
まとめ
- Local by FlywheelはMacとWindows(Beta)に対応している。
- インストールは簡単な操作で行える。
- WordPressの日本語化は管理画面の「Settings」から行う。
- WordPressファイルの実体はしっかりある。
- データベースのインポート、エクスポートができる。
- MailCatcher機能がある。
Local by Flywheelを導入した感想としては、こんなに簡単にWordPressのインストールと設定が出来ていいのかといった感じです。設定自体は5分もかからず完了しました。WordPressをローカルに構築する方法としてはXAMPP、MAMP、VCCWといったようなツールがあるのですが、WordPressをローカルに構築する、といった点において、Local by Flywheelは先に上げたどの方法よりも手軽にできると思います。
WordPressの構築で最も面倒なのがデータベース設定なのですが、それさえも特に意識することなく出来てしまいます。WordPressをローカルに構築する際の方法としては素晴らしいツールなので、導入を検討することをおすすめします。
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